伝統の味 博多の醤油
私たちがよく知る“醤油”とは?
日本の食卓で目にする醤油にはこいくち(濃口)醤油やうすくち(淡口)をはじめとして多くの種類がございます。
どれも主な原料としては大豆・小麦・塩を使用しており、これらが様々な発酵過程を経て生成され、「本醸造」によりできた醤油が現在広く使用されています。
旨みが特徴 博多伝統の醤油
九州・博多にて古くから愛されてきた醤油は、現在のものと少し異なります。
今の醤油は本醸造により造られているため、皆様がよくご存知の通り「からい」味が特徴です。
しかし、博多の醤油は“アミノ酸”を利用する独特の製法により造られ、よく“あまい”と言われます。正確には甘いのではなく、アミノ酸を使用することによる『旨み(うまみ)』のことです。
糖分をできる限り抑えたまま、まろやかな口当たりと奥深い味わいを実現するこの旨みが「博多の醤油」が愛される理由の一つとなりました。
ポイントは“アミノ酸”
アミノ酸はタンパク質を構成する要素です。
骨や血液、肌、内臓から遺伝子に至るまで、「人」を構成している物質はそれぞれ20種類以上のアミノ酸が組み合わさったタンパク質から成っています。特に肌や血液、内臓などは常に新しいものが造り続けられ、古いものと入れ替わりますのでこれらの構成材料となるアミノ酸が不足すると、体調に悪影響が出る原因となります。
つまりアミノ酸とは人の体を構成するものであり、なくてはならない大切な物質なのです。
古くより博多の醤油に利用されるこのアミノ酸が人々に愛される「旨み」の正体です。
サッカリンNaという物質を入れた容器で大豆など醤油の原料となる様々な穀物を溶かし、アミノ酸を造ります。このサッカリンNaが砂糖の代わりとなり、「糖分ゼロ、カロリーゼロ」のまま深い旨みを持つ健康的な醤油造りが可能になります。
この昔ながらの「博多の醤油」の製法を応用し、深い旨みと幅広いニーズにお応えできる醤油造りを行っております。
「昔ながらの博多の味。」当社のオリジナル企画商品について
現在、醤油は本醸造によりできたものが一般的に広く使用されています。
しかし、この地博多にて長きに渡り醤油・調味料の製造を行っている当社はこの伝統の味を大切にし、アミノ酸を使った様々な調味料を造っています。
からい醤油とは少し違った、昔ながらの味をぜひ一度ご賞味ください。
小ロットからの特注・オーダーメイドにも対応しております。
“今”に対応できる、求められる商品の企画・開発
カネオ醤油は一つ一つの製品を大切に、大量生産ではなく小ロットからの特注にも対応できる製造を行っております。
当然のことながら可能な限りコストの削減を行い、可能な限り皆様からのご要望にもお応えいたします。
しかし、素材・成分への深いこだわりとそれにより完成した商品は、安売り・たたき売りをせず「最高の状態で皆様に提供させていただくこと」これこそが当社製品への自信と責任だと考え、こだわり続けております。